いちばん効くのは、ネット
結論から言えば、洗濯ネットに入れるだけで、レースやホックの傷みは目に見えて減った。他の衣類と擦れ合うことが、いちばんの消耗の原因だからだ。とくにブラジャーは、ホックを留めてからネットへ。これだけで違う。
ネットは、目の細かいものを選ぶのがコツ。大きすぎる網目では、中で衣類が泳いでしまって意味が薄れる。
脱水は短く、形を整えて
脱水は一分以内で十分だった。長く回すほど生地に強い力がかかり、伸縮素材のゴムが疲れていく。脱水後は、手で形を整えてから干す。カップは元の丸みに戻し、ストラップのねじれを直す。このひと手間が、型崩れを防ぐ。
乾燥機の高温は、ゴムとレースにとって最大の敵。記録の中で、もっとも早く寿命を縮めたのは乾燥機を使った一枚だった。
陰干しで、休ませる
直射日光は色あせとゴムの劣化を招く。風通しのよい日陰で、平らに、あるいはカップを下にして干すのがいい。一日着た分だけ、ゆっくり休ませてあげるイメージだ。
一年の記録の結論はこうだ。ていねいに扱った一枚は、雑に扱った一枚のおよそ二倍、気持ちよく着られた。良いインナーは、買うものではなく、育てるもの。私たちがつくる側として、いちばん嬉しい結論だった。
ていねいに扱った一枚は、雑に扱った一枚のおよそ二倍、長く着られた。
— Parfun Journal / 編集部